侘び寂びの心を感じることのできる「心落ち着く和の空間」を表現した茶室です。茶室は施主様にご意見をうかがいながら形にし、お茶をたてられる本格的な造りとなっています。数寄屋造りとはそもそも個々の好み(数寄)にあわせて作る和風の造り。そこには自然の素材(木、竹、石など様々!)が数多く見られ、これを上手く使いこなし、ごく自然にそこに有るように見せるのがその真髄です。
個々の好みにあわせ、表現するためにも、事前はもとより建築中も密に施主様のご意見やご希望をしっかりとお聞きし、施主様の好み(数寄)を建物に反映させました。
据え付け家具や建具、特徴的な黒い板塀などモダンな雰囲気も取り込みつつ、細部までこだわり作り上げました。