

家づくりで揮われる匠の技(職人技)のご紹介
前田建設では、伝統的な『在来工法』で施主様の家をお建てします。
その建築現場では、熟練の職人たちの織り成す様々な匠の技が使われています。
それでは、実際に使われている匠の技の一部をご紹介しましょう。
木 組(きぐみ)『木組(きぐみ)』とは、日本に古くから伝わる木の特性を生かした大工技術のことで、木と木を組む継手(つぎて)・仕口(しぐち)とよばれる接合部は、金物に頼ることなく地震や台風に粘り強い架構をつくります。 |
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墨付け(すみつけ)寸法やホゾ穴、継ぎ手の位置決めを行う『墨付け(すみつけ)』は、下でご紹介する『刻み(きざみ)』の仕事に影響するとても重要な技術の一つです。
「墨で木に線を引くだけでしょ?」と思うことなかれ。 |
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刻 み(きざみ)『刻み(きざみ)』とは、墨付けでつけられた線に合わせてノミなどを使って柱に彫ったり刻み込んでいく仕事のこと。刻み方一つで仕口や継手の強度が変わってしまうため、高い技術と経験が必要です。墨付けの工程でつけられた線の通りに刻むことは熟練の腕前が求められるのです。この刻みの工程がどれだけ精密に施されるかで「木組」を行った時に組みあがりの強度などに反映されるので、大工職人の腕の見せ所です。 |
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